巻き爪治療

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多くの原因で起こる巻き爪

足の爪の端が曲がったり、皮膚に食い込んだりする「巻き爪」になってしまうとつらいものです

先天的な原因に加え、ヒールや先の細い靴によるしめつけ、ゆるい靴で足の親指に体重が集中することによる圧迫、深爪をしたとき、足の爪をぶつけたとき、急激に体重が増加したときなど、日頃の生活習慣が原因で起こる症状です。

皮膚に食い込んで炎症を起こす「陥入爪」になってしまうと、出血や化膿を併発する恐れもあり、歩くのも痛い状況になってしまいます。
巻き爪予防のためには、丁寧な爪切りや自分の足にきちんと合った靴選びが大事です。できればシューフィッターがいる靴屋さんで靴を選ぶと良いでしょう。
巻き爪になってしまった場合は、我慢したり、自分で何とかしようしたりとせず、早めに皮膚科で治療することをおすすめします。

状況に合わせて、負担の少ない2つの治療法

「巻き爪治療=痛い、長引く」と思われがちですが、当院では患者様への負担が少ない治療を行っております。

以下の2つの方法から、状況に合わせた治療法をおすすめします。

ワイヤーによる巻き爪治療(自由診療)

特殊なワイヤーを爪の両脇に引っかけ、絞り上げることで、爪の彎曲を改善する方法です。

《メリット》
ワイヤー装着後、すぐに痛みが取れます
手術の必要がないため、麻酔も使いません
爪を削らないので、見た目の変形もありません
手持ちの靴を履けます(窮屈な靴以外)
治療の当日から入浴・スポーツも可能です(格闘技以外)

《デメリット》
永久的なものではなく、治療をやめると戻る可能性があります
毎月のワイヤー交換が必要です
ワイヤー交換1回あたり6,000円〜10,000円(税別)の治療費がかかります
変形が強い爪、炎症のある状態には施術できません

切開手術

皮膚を切開して食い込んだ爪を削り取る手術を行います。一般的には爪を薬品で腐食させる方法がとられますが、これは術後の痛みが長引き患者様への負担が大きくなります。
しかし、当院では電気メスで削る術法をとっていますので、出血や術後の痛みが少ないです。

《メリット》
一度手術を受ければ、巻き爪が改善されます
保険適用なので、手術の費用負担も少ないです(約8,000円)
痛みや出血が少なく、一般的な巻き爪手術よりも治療が早いです
ほとんどのタイプの巻き爪も治療できます

《デメリット》
術後の傷が治るまで数日間、スポーツなどはできません(歩くなどの日常生活はOKです)
爪の幅が狭くなります(巻き爪の程度に寄りますが、見た目にはそれほど分かりません)


巻き爪でお困りの方は、受診されて診察後に治療法のご提案やアドバイスをさせていただきます。